時の流れに身をまかせられず

履歴書用紙を買いに文具売り場へ行ってきた。

最近やけに眠い。というか、目がしょぼしょぼする。

まさかねぇ?とコーナーに置かれたアイツを恐る恐る手に取ってみた。

ふぁ!ハッキリ見える!!

ペーパーグラス、リーディンググラス、シニアグラス・・・そう老眼鏡

これは欲しいと、即買い。

 

数年前から、左まぶたの二重が下がってきていた。。

眼瞼下垂というらしい。

最新の美肌美白証明写真機をもってしても、

アンバランスな目とハッキリ写る首の横線に老いが表れていた。

童顔で30前半にしか見えないだろうと自分を過大評価してきたが、

無理やり目を見開いた顔はなんだか滑稽で、転職活動の意欲はさらに失われた。

 

 

ヘアケアも無印良品アンチエイジングシャンプーをリピートしている。

美容室にいって2週間も経てば容易に白髪が10本見つけられる。

歯の隙間に肉やホウレン草が詰まるからつまようじは欠かせない。

 

 

 

30歳になった時、「オンナは30からだよ~」と前向きだった。

 

40歳になった今、日々感じる加齢に愕然としている。

 

 

 

親不孝で子不幸。

敬老の日

実家まで片道5時間だった道のりは

飛行機を使っても12時間掛かるようになった。

70半ば過ぎた両親にたった一人の孫の顔を見せてあげられるのはあと何回か。

 

頃合いをみて、孫に電話をかけてもらった。

「もしもし、ばあちゃん? 〇〇だよ。元気?」

私が教えたセリフを棒読みする孫・・・こじらせ息子はコミュニケーションが苦手。

 

私は洗濯物を干すふりをして聞き耳を立て

母が元パートナーの話題を切り出さないよう祈った。

別れたことはまだ話していない。

 

 

彼の地元へ子どもを連れて引っ越す。

でも結婚はしない。一緒にも住まない。

 

今のアパートの保証人をお願いしたとき、

「彼が何を考えているのかわからんが、まぁ、お前の人生だ。がんばってくれ」

と父は電話口で応援してくれた。

 

去年の夏、元パートナーが生まれ育ったこの南の地を初めて3人で旅行した。

彼の実家にこじらせ息子と3泊。

彼は長男であり、ご両親、同居するおばあちゃん、家を建て離婚したばかりの次男、近くに住む三男家族に挨拶した。

お母様のエプロンを借りて、一緒に台所にも立った。

こじらせ息子は、飼い猫のチーちゃんがとてもお気に入りだった。

 

夏休みが短かった私は息子と二人で先に帰り、彼は数日残って友達と飲みに行ったりハローワークで求人票をチェックしていたようだ。

いずれは地元に戻りたいと出会ったころから聞いていた。

転職話がトントン拍子に進み、年明けすぐ遠距離になった。

「オレを信じて待っていて」

 

まだ入居1年満たない賃貸契約は私の名義に変更。

児童扶養手当は一緒に住み始めたとき当然切っていた。

私の収入だけでは不相応なマンションの家賃。

彼は今まで通り折半するよと言ったが、

地元での新生活を早く安定させ、私たちを呼び寄せてくれるものだと疑わず断った。

 

で、令和改元ゴールデンウィーク

彼のところへ遊びに行った1週間後、あっけなく振られた。

子どもの夏休みのタイミングで転校できるよう

でも彼にプレッシャーを与えたくなくて黙って退職届を出し

たっぷりたまった有給消化に入ったばかりだった。

 

 

親は心配するだろう。

引っ越しの見送りにきてくれた友達も心配すると思う。

寿退社だねと祝ってくれた元職場の上司や同僚もびっくりするだろう。

 

子どもを道連れにしてまで振られた男を追いかける惨めな女。

 

確かに私は、フラれた後やけくそになってこの地で物件を探した。

 

いやいや、だけどそうじゃないんだよ。

きっと、負けたくなかったんだ!!

 

 

 

依存症患者の言い分

□ 常にパチンコに関係する事ばかり考えている

□ 快感を得る為に、パチンコで費やす金額を増やしたりしている

□ パチンコをしないと、落ち着かなく、イライラする

□ パチンコをする事を減らす、止めるなどの努力をしてみたが、上手くいかない

□ 嫌な事を忘れる為、又は、不快な気分を解消する為に、パチンコをしている

□ 負けるとその分を取り戻そうとしてしまう

□ パチンコをした事を周りの人に隠す為嘘を言う

□ パチンコのお金を得る為に、違法行為をした事がある

□ パチンコの為に、大切な人間関係が破綻した事がある

□ 借金までしてパチンコをしたり、パチンコの借金を他人に肩代わりして貰った事がある。

 

 

私のような人間をパチンカスという。

 

大きなパチンコ屋さんのトイレでよく目にするパチンコ依存チェックシート。

当てはまっているなぁと思いながら、冷静に真っ黒になった指先を洗い流す。

 

私がパチンコ、パチスロを覚えたのは18歳の時。

通った学部は男女比9:1くらいで、大学の隣にはパチ屋があった。

ごく普通に男友達に連れていかれ、ごく普通にのめり込んでいった。

いや、純真無垢な乙女心がきっかけだったのかもしれない。

好きな先輩にパチ屋に行けば会えるんじゃないかと。

 

一人暮らしの自由な時間とお金は全て費やされた。

週5日仕事に通い、週6日パチ屋に通っていた。

パチンカスになっていなければ、

就職、恋愛、結婚、まともに出来ていただろうな。

 

息子が生まれても、パチンカスのままだった。

さすがに、小さな子どもを駐車場に放置するまではないが、

子育てや仕事の息抜きにパチ屋の託児ルームをよく利用していた。

 

もちろん勝っているわけではない。

20年以上のキャリアがありながら、

データなんて見てないし、不潔そうな人の隣には座らない。

 

結局は、パチンコにハマったから今の私がいる。

シングルマザーとして強く生きるのも

愛おしいこじらせ息子との生活があるのも

頼る人がいないこの土地へ来たのも

パチンコのせいでパチンコのおかげ。

 

周りに悩みを話せるタイプではない私の精神安定剤

「幸せになれないのは、こんなダメ人間だから」

「お金は使わないと入ってこない」などと

あいかわらずクズいっぱいの自己肯定感を高めている。

 

 

やっぱり、ほどほどにしよ。

カレーライスのお母さん

ヨコ乳、すごかったなー

 

歌詞も曲も全く思い出せないけど、衝撃的だったタイトルと裸エプロン

「ボイス 110緊急指令室」の息子を虐待する母親役で

久しぶりにソニン見たけど、これもまたインパクト強すぎる。

 

新居で初めてカレーライスを作った。

玉ねぎ、人参、じゃがいもの皮むいて

2割引だった牛肉(いつもは安い鶏肉だけど)を炒めて

しばらく煮込んで、カレールーを入れる。

 

今夜は手抜きしてカレー作りまぁす♪とか

そんなメニューの一つなんだろうけど

私がカレーを作るのはせいぜい年2~3回。

 

こじらせ息子に、ゴハン何食べたい?と聞くと

だいたいカレーかラーメンと答える。

カップ麺やインスタント麺は私の中で

「栄養価のないお腹を満たすもの」なので食べるならお店。

じゃあ、カレーにしよっか!となると

温めるだけのレトルトカレー(4パックで320円くらいの)を出す。

気休め程度にカット野菜の千切りキャベツサラダを添えて。

 

それは子どもがかわいそう!って、言われちゃうんだろうな。

カレーぐらい作ってあげろよって・・・

 

二人分のカレーライスは材料費がけっこう掛かる。

買い物袋も重たいし、皮むき面倒だし、鍋デカいし、何食か続くし。

根っからのめんどくさがり屋。

子供がいる家庭の定番メニュー「ハンバーグ」もほとんど作ってあげていない。

クックパッドで<簡単 〇〇>などと検索して

名も無いようなものを作ってなんとなく母親をやってきた。

 

パートナーと三人で暮らした10ヵ月間も

仕事にかこつけてまともな家庭料理作ってなかったんだよなー

 

 

そりゃ、あっさりふられるわ(-_-;)

やっぱり結婚には向いていない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転職エージェント。。

9月半ばの南の地は、まだまだ夜明けが早い。

カーテンを開けるとご近所のベランダにはすでに洗濯物が干してある。

まさか昨日の取り込み忘れ??なんて心配するも、

まもなく朝7時なのだから忙しい主婦は当たり前か。。。

 

YouTubeで観た断捨離に取りつかれたシングルマザーは、

毎朝4時に起きて洗濯機を2度回し

2階建て一軒家の全ての床を丁寧に拭き掃除するそう。

すげぇ!すっげぇ!! うん、マネしたくない!

 

 

退職して3ヵ月、未だ履歴書1枚書いていない。

手書きの履歴書なんてもう古いのかなぁ

遠い昔、履歴書の書き方を教わった時、

定規と鉛筆でマス目を作って下書きをし万年筆でなぞった。

消しゴムで下書きを消すとインクがちょっとのびた。

写真横のハンコが曲がったり鮮明に押せないときも一からやり直し。

 

勤め先で何度か他人の履歴書を見たことがあるが、

誤字脱字だらけで志望動機が1行だったり

情報誌に付いてくる履歴書を使っていて驚いた。

 

 

とりあえず求人探しアプリをいくつかダウンロード。

 

登録しないと求人検索できないってさ。

ぽちぽち・・・ぽち

社会に出て20年以上、3ヵ月前の前職のことさえ薄れかけているのに

卒業年度も転職歴も覚えていない~っ

 

数日後、スカウトメールが某大手運営のエージェント会社から届いた。

どーせ、テンプレでしょ。登録者全員に送ってんでしょ。

しかし自分で探す高収入求人は決まりきった保険会社と住宅営業しか出てこない。

元パートナーがエージェントを利用して成果があったこともあり

身の程しらずを承知のうえ登録してみた。

 

田舎のFラン大学出身

バイトに毛が生えたような仕事しかやってきていないし

運転免許も身分証でしか使っていない林家ペーパー子。

一方通行と駐車禁止の標識が区別つかず立ち往生したこともあったっけ

 

すぐにレスあり(やっぱりテンプレ自動送信)

トレンディドラマの主人公が働くようなキラキラ求人数件と担当者面談の案内だった。

 

 

ハァーーー(´Д`)

すっげぇなぁ 予定通りきっちり1時間の電話面談。

若い(たぶん20代半ばの)担当アドバイザーくんの仰るとおりだよ

キャリアがないから、やみくもに数打たなきゃだめなのさ。

 

ドドドドドドドドド・・・カイ・カ・ン♡

 

 

でも、私はひろ子のように連射はできない。

40過ぎたおばさんは

セーラー服が似合わないし

〈応募する〉ボタンも押せないのだ。

 

そもそも書類選考さえ通る確率だって低いのに

土日休みたいだの 出社時間が早すぎるだの

どっぷりした経理は経験がなくて不安だの。

わがままばかりで、めんごめんご。

 

 

未就学前の職場は、土日祝日・年末年始は忙しくて

休日夜間も預けられる認可外保育園でずっとお世話になっていた。

園の方針で平日9時から15時までは親の仕事がなくても登園。

シフト勤務で13時出社の日も朝から息子と別だった(まぁ、息抜きになったけど)

深夜残業も引き受け、寝ている息子を担いで終電に乗って帰ることもあった。

もちろん毎月の保育料はバカ高い。年収200万ちょっとの契約社員なのに。

 

 

発達障害先天的な脳の病気、親のせいではないと擁護されることもあるけど、

 

それも要因じゃないかなぁ・・・息子がこじらせてしまったのは。

 

 

 

 

 

 

 

はぁ・・・ 仕事したくない

こんにちは。bebeponです。

 

南の地へ移住して1か月。

こじらせ息子はなんとか小学校へ通っています。

私はというと・・・社会から離脱中。

 

職探ししなければならないのに、現実逃避の毎日。

本日も、風水メンタリストDaiGoの動画をぼーっと見て過ごしてしまいました。

貯えなんてほとんど残ってないのに。

あーーーーーーーーーっ、どーしよう(-_-;)

 

てなわけで(どんな訳なんだか・・・)

ブログ始めてみました。

 

Twitterもやったことないのに

Facebookもやったことないのに

キャピキャピ女子の大好きなインスタさえもやったことないのに

なんならLINEのお友達だって3人なのに(うち一人は我がこじらせ息子)

 

完全に血迷っています。

かぁちゃんなんだから、しっかりしなくちゃいけないのに

完全に『迷い道』

ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道くぅねくぅねぇぇぇぇぇ。